高性能ハイブリッド・アーキテクチャー採用の
インテル® Core™ i9 プロセッサー(第14世代)が搭載可能
インテル® Core™ プロセッサー(第14世代)は、第13世代に引き続き、処理性能を重視する「パフォーマンスコア(Pコア)」と省電力性を重視する「高効率コア(Eコア)」の2種類のCPUコアで構成された設計(高性能ハイブリッド・アーキテクチャー)を継承しています。 パフォーマンスコア(Pコア)は、命令実行に関する機能の多くが強化され、高効率コア(Eコア)は、消費電力を抑えつつ高い処理性能を発揮でき、高速動作周波数、高帯域幅と高スループットをサポートし、ワークフローと生産性の向上を実現します。
最大24コア、32スレッドに強化され、Turbo Boost利用時の最大周波数は 6.0GHzに達します。高速で動作するパフォーマンスコア(Pコア)と最大2倍の高効率コア(Eコア)を組み合わせ、シングルスレッドとマルチスレッドのさらなるパフォーマンス向上を実現しています。
画像処理やオフィスでのデータ処理で活躍するスリムPC
スリムなケースにグラフィックスボードを搭載可能
大容量メモリーとあわせた構成は画像や映像を扱う業務におすすめ
※ディスプレイのハメコミ画像はイメージです。
エプソン製ディスプレイは、10bit対応をしていないため、医療情報の参照用補助としてご使用いただき、高い信頼性を求められる手術や診断の判定等には使用しないで下さい。
膨大なデータをストレスなく分析・処理
最大24コア32スレッドのインテル® Core™ i9 プロセッサー搭載可能
幅 約98㎜のスリムなサイズ
従来モデルのMR4900を継承したケースは、幅約98㎜のスリムなサイズ。
マルチモニター環境のデスク上や面積の狭い場所での使用など、設置スペースが限られている場合におすすめです。
■ 設置場所に合わせて横置きも可能
※記載の値はスタンド、突起部を除いた値です。
※通風孔をふさぐ置き方および20㎏以上荷重をかけることは、故障や誤動作、ケース破損などの原因となります。
スリムケースでも性能に妥協しない
高速・大容量ストレージやハードウェアRAIDなど、最大4基搭載可能
安価で大容量なHDD、HDDより起動が速く静音性に優れたSSD、そしてSSDより高速アクセスが可能なM.2 SSD(PCI Express×4接続)など、多彩なストレージラインアップから、最大4基を搭載可能。
1基目にM.2 SSDでOSやソフトウェアを高速化し、2基目以降はバックアップ用に大容量のHDDを利用するなど、複数のストレージを使い分けることでアプリケーションを快適に動かしながら大容量データを扱うことが可能です。
【 ストレージの組み合わせ例 】
高速化したい
読み書きの速度が速いM.2 SSDを搭載することで高速化
1基目 | M.2 SSD | OSやシステム |
---|
高速かつ、データの冗長性が欲しい
データの冗長性を担保したい場合は、M.2 SSD2基を使用したRAID1をおすすめ
1基目 | RAID1キット (M.2 SSD) |
OSやシステム |
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2基目 |
省スペースなパソコン1台で高速かつ大容量の保存領域が欲しい
M.2 SSDを組み合わせると最大4基構成が可能。
パソコン1台で高速かつ大容量のデータを保存したい場合におすすめ
1基目 | M.2 SSD | OSやシステム |
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2基目 | M.2 SSD | 作業ファイル |
3基目 | HDD | データの保存 |
4基目 | HDD | データの保存 |
大切なデータを保護するRAIDラインアップ
破損時のデータ保護を実現する「RAID 1」を選択可能。2基のストレージに同じデータを書き込むため、大切なデータが保護されます。
RAIDのラインアップはこちら
最大128GBまで選べる大容量メモリーで動作がスムーズに
搭載しているメモリー容量が足りないと、動作の遅延につながるスワップが頻繁に発生します。作業効率を低下させないためにも、動作がスムーズになる大容量メモリーの搭載がおすすめです。
本機では最大128GBまでの大容量メモリーを搭載することができます。
■ スワップメモリーのイメージ図
スリムケースにグラフィックスボードが搭載可能
幅約98㎜のスリムなケースにグラフィックスボードを搭載可能。CPU内蔵3Dグラフィックスではパフォーマンス不足な作業にも対応します。
また、スリムな本体ケースとグラフィックスボードを組み合わせれば、設置スペースの限られる場所での高解像度な動画再生など、パフォーマンスを求められるサイネージ用途にも活用していただくことができます。
3DCGクリエイター向け
本機ではAMD Radeon™ RX 6400をラインアップしており、イラストの作成や画像編集などにおすすめです。
CAD向け
3D CADの設計図作成が行える、NVIDIA RTX™ A2000を搭載可能。建設現場の事務所など、デスクのスペースが狭い場所に設置できるCAD設計用のPCにカスタマイズすることができます。また4画面表示が可能なため、サイネージ用途でもお使いいただけます。
グラフィックスボードのスペック一覧はこちら
マルチモニターで作業効率アップ
標準で3系統のディスプレイ出力(HDMI・ディスプレイポート・VGA)を搭載していますので、最大3台までのディスプレイ接続が可能です。
Web会議をしながら資料を確認したり、メールをチェックするなど、効率的な業務が可能です。
インタフェースを幅広く増設でき、各種制御用途で活躍
3つのPCI ExpressスロットとオンボードM.2スロットがGen4対応となり、本来の高速ストレージの性能がフルに発揮できるようになりました。
また、インタフェースでは、新たにUSB Type-Cと、ディスプレイポートが追加され、幅広い拡張性を実現いたしました。
Windows 10 IoT Enterprise LTSC(Windows Embedded OS)搭載モデルもご用意
デジタルサイネージ、POS、情報キオスク端末、受付端末、生産ライン制御、医療分野などの組み込みシステム向けに提供されているOS、「Windows 10 IoT Enterprise LTSC」を搭載した「Endeavor JM5000」もご用意。
Windows 10 IoT Enterprise LTSC(Windows Embedded OS)は、重要な更新のみ適用され、新機能が追加される大型アップデートは除外されます。そのためアップデート毎のアプリケーションシステムの再評価を最小限にし、アプリ開発やメンテナンス工数などの削減が行えます。
Windows 10 IoT Enterprise LTSC(Windows Embedded OS)搭載モデルの詳細はこちら
メディア掲載記事のご紹介
記事はこちら
導入事例のご紹介
効率化や省人化、デジタル化での技能継承など製造業DXを支援
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最長7年の定額保守サービス
法人PCの買い替えサイクルの長期化に伴い、最長7年の「定額保守サービス」をご用意しています。
PCご購入時に「定額保守サービス」に加入していただくと標準保守の1年間無償保証サービス終了後も、標準保守と同等のサービスを継続してご利用いただけます。
また、標準保守や定額保守サービスでは保証されない災害(地震を除く)や破損なども補償する「物損保証プラスサービス」※や、サービスマンが故障した製品が設置されている場所へ伺い修理を行う「訪問修理」もご用意しています。
※補償には限度額があります。詳しくはこちらの「物損保証プラスサービス」をご覧ください。
- 修理費用
- 配送引き取り費用
- 修理の部品代
- サービスマン出張費用(訪問修理付きの保証加入時)
長期にわたりパソコンを使用する際は、定額保守サービスのご加入をおすすめします。
- 購入時に保守費用も含めて予算化できる。
- 保守費用の予算化により、故障時の修理見積の取得が不要。
即時に修理依頼が可能。 - 修理の際は迅速な「1日修理」によりダウンタイムが最小限。
- 定額保守サービスでは保証されない災害(地震を除く)、破損などの故障も最長7年保証
(物損保証プラスサービス)
メーカー再生部品が選択可能
資源を循環させる環境活動の一環として、初期不良品や貸出機、展示会などで短期間使用した製品を、通常品同等の品質に生まれ変わらせたメーカー再生部品を選択することが可能です。
エコマーク適合
エコマーク事業は公益財団法人 日本環境協会エコマーク事務局が実施しているもので、環境保全に役立つと認められる製品に「エコマーク」を付けることで、環境から見た製品の情報を提供し、環境配慮型製品を選択しやすいようにすることを目的としています。基準をクリアした製品のみに、ロゴマークの表示を行っています。
パソコンがお手元に届いたその日からすぐにお使いいただけます。
エプソンのQualityを支える当社の取り組み
- 全ては確かな品質をお客様に提供するために -
▍不安定動作を引き起こさせない、エプソンの品質への取り組み
業務でPCを使用している際、突然PCが止まったり、動作が不安定になるなどの経験はありませんか?
原因のひとつとして、各デバイスの組み合わせや品質の問題から引き起こされている場合があります。
エプソンのPCは、そのような不安定動作を未然に防止するために、公的な規格の基準を満たすだけではなく、長年培った製品づくりと当社の基準を満たし、日々品質を高める活動をしています。
また、当社視点の品質づくりだけではなく、購入いただいたお客様の実際の使い方に合わせた動作試験も個別で実施しています。お客様のシステムの開発期間の短縮や装置のパフォーマンスアップに繋がり、ご評価をいただいています。
このような製品づくりの取り組みは、CPUやストレージなど他のデバイスレベルまで落とし込んで実施され、最終的にはシステム全体としての動作を保証しています。
▍安定動作を実現するための性能試験・評価試験を実施
お客様のビジネスを止めないために、エプソンは数多くの性能試験・評価試験を実施しています。
また、その中で不具合が見つかれば、徹底した原因究明と対策を実施した上で、製品開発に取り組んでいます。ここでは、それらの試験の一例をご紹介します。
日本国内の法規制に準拠
安全性試験 / EMI試験
電磁波ノイズ測定・高調波規制
PCから生じる電磁波ノイズや高調波によって、他の電子機器や人体に悪影響を及ぼさないよう、各規格で定められている基準値をさらに下回るように厳しい試験・評価を実施。
VCCI Class B・高調波などの自主規制およびガイドラインに対応することで、お客様のオフィス・現場で他の機材への影響を防ぎます。
絶縁耐圧・絶縁抵抗試験
落雷など不測の事態により、高い電圧が加わった場合の安全性を検証する「絶縁耐圧・絶縁抵抗試験」など、電磁波ノイズ・高調波以外の故障に繋がりやすいトラブルに対しても耐性に配慮した試験も実施し、お客様に安心してお使いいただけるような設計を行っています。
IEC62368-1 認証を取得
一部の機種では、人体への障害を防ぐことを目的にした、国際安全技術基準のひとつである「IEC62368-1」認証を取得。
対象機種一覧はこちら
使っていただくために
耐環境試験 / 信頼性試験
高温・低温環境下での安定動作試験
高温・低温環境下でも安定して動作するよう、エプソンは恒温槽で試験を行っています。高温、低温それぞれの保証範囲の温度からマージンを設けた環境を作り、数々の動作テストにクリアできるよう、安定動作を追求しています。
静電耐性の試験
静電気によってPCが動作不良を起こしたり、故障することがないよう、静電耐性の試験を行っています。
性能・機能を提供
性能・機能評価
静音試験
大きな駆動音でお客様の業務を妨げないよう、静音試験とPC設計に取り組んでいます。半無響室で動作音を測定し、さらに負荷をかけたりオプションを付けたりした場合など、通常動作以外の状態でもデータを取得して、お客様が快適に使える製品開発へ繋げています。
温度上昇試験
PCの冷却機能をテストする「温度上昇試験」を実施。CPU、メモリー、HDDなどの主要デバイスはもちろんのこと、マザーボードなどのコンデンサーに至るまで、ひとつひとつのパーツの温度測定を実施して、35℃の高温環境下でも問題がないことをチェックしています。
安定動作を提供
コンパチビリティ評価
最大4億通りの組み合わせを保証
当社で用意しているBTOデバイスとの組み合わせはもちろんのこと、ディスプレイやUSB機器など、お客様の使用環境を想定した周辺機器や主要なソフトウェアなどが機能するかを検証し、PCと各デバイスとの相性を確認。
検証の中で発生した問題がすべて解決されるまでは出荷を許可しないという厳しい姿勢で評価を行っています。
変動管理
マザーボードに使われるチップセットや、HDDやSSDのファームウェア。これらの型番が同じでも、リビジョン・バージョンの違いが思わぬ障害を引き起こすことがあります。
リテール品ではリビジョン・バージョンの違いを「同じもの」とされることが多いですが、当社では量産工程で全数チェックし、不慮の障害を未然に防いでいます。
▍主要なパーツへのこだわり
PCを構成する各パーツは、汎用パーツの組み合わせだけでは物理的な干渉や熱暴走などの不具合が発生する可能性が高まってしまいます。そこで、当社では筐体やマザーボード、拡張ボード、電源などを独自で開発。物理干渉はもちろんのこと、高負荷作業や経年による劣化も考慮した厳しい条件で、様々な検証を重ねています。
ここでは、主要なパーツひとつひとつにかけるエプソンのこだわりの一例をご紹介します。
当社デスクトップPCでは、電源ユニットなどコアとなる部分に、信頼性が高い日本製の105℃対応コンデンサーを採用。
お客様に長くPCを使用していただくように、高い環境温度下でも余裕を持った設計を行う、こだわりの製品を開発しています。
リテール品に使われることがある「金フラッシュ」品の約10倍のメッキ厚で、 接触抵抗の増加による波形のなまりや動作不良を防いでいます。
冷却ファンはCPU、ケース、グラフィックスボード、電源ユニットなど多くの箇所で使われています。エプソンのPCでは安価なスリーブタイプの冷却ファンは採用せず、高温下でも安定した信頼性・耐久性が期待できる2ボールベアリングや同等の耐久性を持つファンを採用しています。
CPUファン
ケースファン
- ※マイクロソフト (Microsoft、Windowsおよび Windows ロゴ) は、マイクロソフト グループの企業の商標です。
- ※Intel、インテル、Intel ロゴ、その他のインテルの名称やロゴは、Intel Corporation またはその子会社の商標です。
- ※NVIDIA、NVIDIAロゴ、GeForce、GeForce GTX、GeForce RTX、NVIDIA RTXは米国および他国のNVIDIA Corporationの商標、登録商標です。
- ※© 2024 Advanced Micro Devices, Inc. All rights reserved. AMD、AMD Arrowロゴ、Ryzen、Radeon、およびその組み合わせは、Advanced Micro Devices, Inc.の商標です。
- ※引用した会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。他者商標の帰属先は商標についてをご確認ください。
- ※本製品は下記URLに掲載されているHEVC特許の1つ以上の請求項の権利範囲に含まれています。patentlist.accessadvance.com