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BTOパソコンの電源の選び方

BTOパソコンの注文において重要なことのひとつが電源選びです。電源はパソコンの各パーツへ電力を供給するための重要な役割を果たしているので、慎重に選ぶ必要があります。

今回は、パソコンの電源についての基礎知識や電源を選ぶ際のポイントについて説明します。

パソコンの電源ユニットについて

パソコンの電源はパソコンの起動において重要な役割を果たす部分で、電源ユニットという名称でも呼ばれています。
電源の具体的な役割は、パソコンの稼働に必要な電力を各パーツに供給することのほか、パーツに合った電圧に調整するなど電気系統に関する仕事を行います。電源から接続されている電源ケーブルが、HDD、マザーボード、光学ドライブ、グラフィックボードといったパーツに電力を供給し、稼働させています。

そのため、パソコンのスペックに対し十分な電力を供給することができない電源の場合、パソコンはスムーズに稼働することが難しくなります。

BTOパソコンを注文する際もどのような種類の電源を搭載すればいいのか、よく検討することが大事です。

なぜハイパフォーマンスのパソコンには高出力電源が必要なのか?

パソコンのパーツは、それぞれ消費電力が決まっており、特にハイエンドのCPUやビデオボードは、消費電力が高いことが知られています。これらのパーツに十分な電力を供給するためには、電源も高出力である必要があります。

パソコンに組み込まれたパーツの電力量が本体の電源容量を超える場合、パソコンに不具合が発生することがあります。不具合の具体的な例は、電源が入らない、稼働中に突然電源が落ちる、動作が遅くなるなどです。さらに、不具合が多発しているのにパソコンを使い続けると、電源が電力の供給に間に合わなくなり、本体が故障してしまうケースもあります。そのため、ハイパフォーマンスのパーツに見合った高出力の電源が必要になります。

電源選びのポイント

パソコンの電源容量は、組み込まれたパーツに大きく左右されます。どの程度のスペックが必要か、どういったパーツを組み込みたいかを把握することが電源選定の基準になります。
例えば、メールやインターネット、オフィスソフトの利用など、負荷があまりかからない用途の場合は、低ワット電源でも問題ありません。
逆に、高負荷処理が求められ、性能が高いCPUやグラフィックスボードが必要な場合、それらのパーツは消費電力量が高いため、高出力電源が必要になります。

気を付けたいポイントは、前述の通りやみくもに高出力電源を選べば良いわけではないということです。無駄なコストを抑えるために、パソコンの利用用途にあった電源を選ぶことが必要になります。

当社のパソコンは、BTOでさまざまなパーツをお選びいただけます。機種ごと適正な電源を設定してありますので、高スペックのパーツをお選びいただても、規定の電源容量に収まるように設計されています。そのため、パーツごとの消費電力を気にしなくても、希望するスペックのパソコンを組み上げることができます。
なお、当社のハイエンドモデルでは、1000W電源も選択できます。高出力を必要とするハイスペック構成へのカスタマイズや、お手持ちの資産を生かした専門性の高い用途での使用の場合はぜひご検討ください。

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