エプソン PC MAG

TOPICS

読んでおきたい!グラボなしBTOパソコン購入の注意点

パソコンには、グラフィックスボードというパーツが搭載されていますが、中にはそのようなパーツがないタイプのパソコンもあります。グラフィックスボードがある場合とない場合では、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、グラフィックスボードなしのBTOパソコン購入の際の注意点、グラフィックスボードの性能の詳細について説明します。

グラフィックスボードって何?

グラフィックスボードとは、パソコンの部品の一つで「ビデオカード」、「グラフィックスカード」という名称でも呼ばれています。
グラフィックスボードにはGPU(Graphics Processing Unit)という部品が入っており、このGPUがグラフィックスボードの性能を左右する要因の一つになります。

グラフィックスボードが必要とされるのは、ゲームや3DCG制作、CAD設計、動画編集など高い演算処理が求められる場合です。グラフィックスボードを搭載することで、グラフィックス性能の強化やCPUの負担を軽減することで、高精細な映像を出力することができるようになります。

CPU内蔵3Dグラフィックスとグラフィックスボードの違いについて

グラフィックスボードなしでも映像の出力は可能です。それはマザーボードにCPU内蔵3Dグラフィックスが搭載されているためです。

グラフィックスボードとCPU内蔵3Dグラフィックスの違いは、性能とディスプレイ出力インタフェースです。グラフィックスボード内には、GPUやメモリーが搭載されており、これらの働きにより描画速度や対応解像度、3D性能が大きく向上します。
最新のグラフィックスボードでは、光の反射を忠実に再現することができるなどこれまでにないリアルな表現が可能になっています。また、設計などのシミュレーションでもグラフィックスボードの性能に左右されるケースがあり、高度な処理が求められる用途の場合、高性能なグラフィックスボードが必要になります。

グラフィックスボードなしのパソコンを購入しても自分で増設ってできる?

グラフィックスボードなしのパソコンであっても、条件が揃えばグラフィックスボードの増設は可能です。その場合、拡張スロット(PCI Express x16)の空があることや物理的なスペースがあるかなど確認する必要があります。PCI Expressは世代によって転送速度が異なるため、旧世代のチップセットを搭載したパソコンに最新世代のグラフィックスボードを搭載しようとすると、グラフィックスボード本来の性能を発揮できないなど不具合が発生する可能性があります。
また、グラフィックスボードは発熱性が高いため、増設したことでケース内の熱設計が崩れ、パソコン本来のパフォーマンスを発揮できなくなるという不具合が生じることも想定できます。

グラフィックスボードの動作確認済み!
安定性・性能発揮で選ぶならエプソンダイレクトがオススメ!

当社では、グラフィックスボードを含め選択できるデバイスの組み合わせ評価、排熱に問題がないか、消費電力は規定の範囲に収まるかなどさまざまな確認を行った上で製品をリリースしております。そのため、安心してお使いいただけます。

3DCGや動画に強いNVIDIA® GeForceシリーズ、CAD設計に適したQuadroシリーズなど、それぞれエントリーモデルからハイエンドモデルまで幅広いラインアップしているので、ご利用用途に合わせたグラフィックスボード搭載PCをお選びいただけます。

関連リンク

  • ※記載されている情報は2019年8月26日時点のものです。予告無しに生産、販売を終了する場合や価格、仕様、その他の情報が変更になる場合があります。また、本サイト上で使用している画像はイメージです。実際のデザイン、外観、色味など異なる場合があります。
  • ※特に記載がない限り、本サイトの表示価格は、消費税抜きの価格(税抜価格)になっております。
  • ※本サイトのディスプレイ内の画像はすべてハメコミ合成です。
  • ※引用した会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。