エプソン PC MAG

TOPICS小回りが利く対応力

「小回りが利く対応力」でお客様の課題を解決②

小回りが利く対応力で調達ニーズに対応
受注から最短2日出荷で、ビジネスをサポート

エプソンPCの強みは「小回りが利く対応力」。お客様のニーズに応えるなかで培われてきた対応力が、エプソンならではの1日修理、2日出荷、4億通りBTO、最長6年保守など、評価の高い取り組みをどのように支えているのか。実際の取組みを通じて4回シリーズで紹介します。

必要なときに、必要な台数を
求められる品質でスピーディに提供

「お客様のビジネスに欠かせないPCを、必要なときに必要な台数提供することは、今後さらに大きなテーマになってくるはずです」と、経営資源の最適化が進む現在のビジネス環境を分析するのは、事業推進部の北原 清志。仮想化やクラウド化が企業内のIT資源最適化を加速するように、社員用のPCも予備機などを減らし、コスト面も含めた効率化を目指すことが求められているといいます。

こうしたトレンドは、企業内でPCの調達を担当する部署にとっても大きな課題です。「納期は決まっているのに、仕様がなかなか決まらないから大変だ」「納品までに数ヶ月かかるから在庫を保管しておきたいけど、スペースが足りない」絶えず聞こえてくるそんな声に応え、エプソンでは国内生産という特色を活かし、注文から最短2日で出荷、法人顧客対象の30台~99台といった納品数でも最短4営業日での出荷という短納期を実現しています。

1台ずつ手作業で部品を取り付け、組み立てている。

国内生産だからできる
短納期実現のためのさまざまな工夫

エプソンでは創業以来、国内工場におけるBTOパソコン製造にこわだわっています。受注後に個別生産する仕組みと短納期という、ときに両立が困難になりがちなサービスを実現するための工夫に余念がありません。

例えば、生産ラインでは「部品組立て」「OS/ソフトウェアのコピーなどストレージのセットアップ」「マニュアル類の準備」の3工程を同時進行で行い、最終的にマージします。組み立て後にストレージをセットアップし、マニュアルと合わせてパッキングするといった一般的な工程と比較して、より迅速な生産が可能になるためです。また、製造番号とお客様構成をシステム管理することで、製品の組み立てに使用する部材がひと目でわかるような工夫を行い、数ある部品の取り違い防止と作業時間の短縮を図っています。

「一元管理された生産システムは、受注した仕様通りに製品ができあがっているかの機械的なチェックにも用いられます。もちろんシステムだけ頼るのではなく、熟練した担当者による目視による検査と組み合わせるなど、自動化と人の手の両方をバランスよく取り入れることで、製造の迅速化と品質の安定の両立を目指しています」(北原)

3つの工程を同時進行で行うことで、生産ラインの効率化を図る

時代のニーズに応え
より柔軟な生産の仕組みを確立

現在エプソンでは、カスタマイズ可能な範囲が狭いノートPCやタブレットPCからほぼ全ての部品をカスタマイズできるデスクトップPCまで、さまざまなPCを製造しています。そのなかで2日という短納期を実現するためには、より多様な製品の組み立てニーズに対応する生産体制を確立する必要があります。事業推進部で生産工程を管理する相原 瞬二は「さまざまなオーダーに迅速に対応するため、リアルタイムで注文状況を把握できるシステムを導入し、翌日以降の生産体制を柔軟に調整しています」といいます。

こうしたシステム化に加え、過去の受注データをナレッジとして蓄積し、需要が集中する時期を予測したうえでスタッフを用意するなど、生産管理面にも柔軟な対応が可能なのがエプソンの強みでしょう。PCがビジネスに不可欠なツールになり、多様な用途に使われるようになった現在、PCメーカーには、求められる品質を維持しつつお客様が希望する納期に的確に応えていくことが求められています。そうした課題に応えるためのエプソンの強み、それこそが小回りの利く対応力なのではないでしょうか。

関連リンク

「小回りが利く対応力」で顧客の課題を解決 関連記事

  • ※記載されている情報は2020年4月17日時点のものです。予告無しに生産、販売を終了する場合や価格、仕様、その他の情報が変更になる場合があります。また、本サイト上で使用している画像はイメージです。実際のデザイン、外観、色味など異なる場合があります。
  • ※特に記載がない限り、本サイトの表示価格は、消費税抜きの価格(税抜価格)になっております。
  • ※本サイトのディスプレイ内の画像はすべてハメコミ合成です。
  • ※引用した会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。