平素はエプソン製品をご愛用いただき誠にありがとうございます。
当社が2001年12月から2004年1月にかけて販売しました下記のデスクトップパソコンにおきまして、電源ユニット内部の接続コネクター部分における トラッキング現象により、本体背面の排気口付近から発煙・発火する可能性のあることが判明いたしました。このため当社では、対象機種の点検・修理を無償に て実施させていただくことといたしました。
対象機種をご使用中のお客様は、ご使用を中止し、電源プラグをコンセントから抜いていただき、下記「特別対応窓口」までご連絡いただきますようお願いいたします。
ご愛用の皆様には、大変なご迷惑をおかけいたしますことを謹んでお詫び申し上げます。
今後、品質向上・管理に一層努力を重ねてまいりますので、何卒ご理解・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
下記デスクトップパソコンが該当します。
機種名 | 販売時期 | 対象台数 |
---|---|---|
EPSON Type-SZ | 2002年 1月~2002年12月 | 12,856台 |
EPSON Type-BA | 2002年 9月~2003年 7月 | 24,986台 |
EPSON Type-BD | 2003年 4月~2004年 1月 | 18,176台 |
機種名 | 販売時期 | 対象台数 |
---|---|---|
Endeavor AT-900C | 2001年12月~2002年11月 | 13,677台 |
Endeavor AT920C | 2002年 8月~2003年 2月 | 14,478台 |
Endeavor AT930C | 2003年 1月~2003年 9月 | 31,153台 |
電源ユニット内部のコネクターのはんだ付け部において、熱ストレスにより、はんだクラックが生じ、ごく希にトラッキング現象に至る可能性があります。トラッキング現象が発生した場合、本体背面の排気口付近から発煙・発火を伴う事故が発生する可能性があります。
一般に、絶縁部分が炭化現象を起こし、電位の異なる電極間で絶縁劣化により導電路が生じることをトラッキング現象と呼びます。トラッキング現象が発生すると、その部分に大きな電流が流れるため、異常発熱し、発煙・発火に至ります。本件においては、長期間の熱ストレスによって、電源ユニット内部に使用している接続コネクター部分のはんだ付け部にクラックが発生し、クラック部分で火花放電が繰り返され、その熱によって基板の炭化が進行して、トラッキング現象に至る場合があります。
対策を施した電源ユニットに交換させていただきます。
点検・修理が完了した製品には、製造銘板の近傍に下記の点検済シール(大きさ:約2.3cm×0.6cm)を貼付いたします。
ホームページまたは電話・FAXでお申し込みをお願い申し上げます。お申し込み後、輸送業者が対象となるパソコンを引き取りにお伺いし、エプソンダイレク ト修理センターにて点検・修理の上、ご返却いたします。受付開始直後は電話によるお申し込みの混雑が予想されますので、エプソンダイレクトサポートページ からのお申し込みをお奨めいたします。
エプソン電源ユニット特別対応窓口 | |||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
①ホームページによるお申し込み | エプソンダイレクトサポートページのご案内に沿ってお申し込みください。 |
||||||||||||||
②電話によるお申し込み |
受付時間:9:00~18:00(月~日曜日、祝日) ※当社指定休日は除く ※携帯電話からもご利用いただけます |
||||||||||||||
③FAXによるお申し込み |
FAXによるお申し込み用紙はこちら(PDF形式でのダウンロード)
|
※当該製品は、製造終了後6年以上経過しており、当社では補修用性能部品を保有しておりません。
このため、本件以外の点検・修理はいたしかねますので、あらかじめご了承いただきますようお願いいたします。
上記窓口にご連絡いただいた氏名、住所、連絡先(電話番号など)のお客様の個人情報は、本件に関わる対応業務のみに使用いたします。
また、この業務実施を目的としてセイコーエプソングループおよび協力会社(当社の修理業務委託会社)にお客様の個人情報を預託する場合がありますが、これらの協力会社は当社との間で必要な契約を締結しており、適正な管理を行っております。
当社の個人情報保護方針およびお客様情報についてのお問合せは下記よりご確認ください。