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医療業界において定評のある呼吸器系検査機器に組み込まれ、安定稼働を続けるエプソンのPC
チェストのビジネス
呼吸器系の検査機器から治療機器までを提供
チェスト株式会社様のWebサイトへ
呼吸器に関する検査機器から治療器まで、多彩なメディカル機器の開発・製造・販売を行う呼吸器系専門メーカーとして、医療業界から高く評価されているチェスト株式会社。1997年より呼吸関連の在宅医療分野にも進出しており、長年蓄積してきたノウハウをいかして社会に貢献する事業展開を続けている。同社ではWindows 98の時代から20年超にわたってエプソンのPCを製品に組み込み、全国の医療機関に提供している。
近年では環境の変化や社会的要因によって、喘息やアレルギー、肺気腫、肺がん等の深刻な病気が増加している。このような状況の中、呼吸器系疾患の解決には常に新しい技術が要求されている。「胸部」を意味する社名の由来通り、呼吸器系領域を専門に手がけるチェスト株式会社はアナログ的だった検査をIT化し、一酸化窒素濃度測定といった技術などにも積極的に取り組んでいる。その経緯についてチェスト株式会社 技術部 部長兼 サービス課 課長小泉 充弘氏は次のように語る。「もともと呼吸器の検査は、学校などの肺活量検査で使われていたようにドラムが回転してメカニカルに数値を測るようなものが主流でした。しかし検査項目が80項目くらいあるので手作業では大変工数がかかります。当社ではそれをIT化してより多くの項目をより精密に測れる製品を開発してきました。特に気道過敏性測定装置『Jupiter 21』は、東北大学医学部と共同で開発した世界でも類を見ない検査機器です。薬剤を吸入しながら呼吸抵抗を測定することで、気管支ぜん息などに見られる気道過敏性の有無や程度を評価するものです。この『Jupiter 21』や総合呼吸検査装置『CHESTAC-8900/9800』などの製品にPCを組み込んで全国の医療機関に提供しています」。
エプソンのPCを選んだ理由についてチェスト株式会社 営業本部 宮田 啓吾氏は次のように語る。「システムを開発した当初は、海外の大手メーカーのPCを採用していました。しかし調達コストが高く、納期にも時間がかかり、生産性や効率の向上が見込めませんでした。さらに保守・サポート体制もあまり整っておらず、故障やトラブル時のダウンタイムが長く代替え機などを準備しておかなければならない状況で、結果的に運用コストもかかっていました。そこで国産のメーカーへの移行を検討した結果、品質やサポート対応などを含めてエプソンのPCを採用することになりました」。
実際にエプソンのPCを導入した効果について小泉氏は次のように語る。「今、全国の医療機関で1,000台以上稼働していますが、私たちのところにトラブルの声が聞こえてきていません。エプソンは数十年変わらずに、高品質なPCを提供し続けているので、お客様との信頼関係や満足度の向上にもつながっています。当社の製品は医療機器としての認可を受ける関係上、漏電防止や電圧の安定のために専用の電源装置からPCに電源を供給するシステムになっています。当然、PCに故障やトラブルなどがあると肝心のデータ解析が行えないので、医療機関や患者さんに迷惑をかけることになってしまいます。また、短納期で調達もスピーディに行えるので私たちも大変満足しています」。
宮田氏は、製品や使用目的にあわせてPCを選択できるのも大きなメリットだと語る。「今、CHESTAC-9800にはミドルタワーのMR系、CHESTAC-8900とJupiter 21にはコンパクトPCのAT系を採用しています。AT系は10年以上筺体サイズもほぼ変わらず、レガシーなインタフェースも長期に渡り継続されるので、医療検査のように安定供給が望まれる機器にマッチしています。また、当社の装置はメカニカルなパーツも付帯するので、用途によってサイズも異なります。エプソンのPCはコンパクト、ミドルタワー、ミニタワー型など筐体のサイズを豊富に選べるのもメリットの一つだと思います。またボディの設計上、キーボードを置くスペースやサイズが限られており、それに合うサードパーティのものを使用しているのですがエプソンのPCはキーボードレスで製品を購入できます。BTOというと足し算のイメージが強いですが、ムダなものを省く引き算の発想でカスタマイズできるのも組み込みPCとして利用しやすいと思います」。
小泉氏、宮田氏は数十年の長きにわたり、エプソンのPCを利用している理由は保守・サポートに留まらない支援体制にあると言う。「海外のメーカーを使用していた時は、技術的な質問があってもあまり詳しくないオペレーターの方を介してのやりとりになってしまい要領を得ないところがありました。エプソンの場合は、技術的な知識のある方が直接的に対応してくれたので安心して導入できました。また機種の仕様が変更される場合も、エプソンと販売店のスピーディな連携で事前に情報を提供してもらえるので、テスト機の購入・検証もスムーズに行えます。前述のように大きなトラブルが起こることはあまりありませんが、オンサイト保守などのサポート体制にも満足しています」。
今後の展望について小泉・宮田氏は次のように語る。「現状はボードで処理したデータをシリアルポート経由でPCに送っているのですが、今後はUSB経由で直接生データをPCに送ってデータ処理もPCで行うことも検討していきます。エプソンには今まで通り、変わらない安心を提供し続けてほしいと思っています」。
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※導入時の構成は販売当時のものです。記載内容が変更になっている場合や、PC本体、オプション、サポート等についても販売終了しているものもありますので、あらかじめご了承ください。
2017年11月掲載
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