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多様な役割を担うデジタルサイネージを安定性と、きめ細かなサポートで支えるエプソンのPC
千葉県タクシー協会京葉支部の取り組み
個別輸送を担うタクシー、その特徴と魅力を発信
千葉県タクシー協会京葉支部のWebサイトへ
一般社団法人千葉県タクシー協会は、県内8つのエリアに支部をおいている。京葉支部は、浦安、市川、船橋、鎌ヶ谷、習志野、八千代の6市に営業所を持つ法人タクシーなど29社が会員だ。タクシーは鉄道やバスなどと異なり、個別輸送に対応できるのが特徴だ。京葉支部 支部長武藤厚氏は、「国や自治体との調整窓口として機能するだけでなく、子育て支援や介護支援、個別輸送という特性を活かした取り組みの周知徹底、深刻化するドライバー不足に対応した業界の魅力の発信など、支部の取り組みは多岐に渡ります」という。防犯カメラやドライブレコーダーの情報共有による犯罪捜査への協力、タクシーの機動力を活かした災害対応などにも注力している。
京葉支部で整備を進めているのが、駅前に設置する監視カメラとデジタルサイネージのネットワーク整備だ。もともと人の目で行っていた駅前やドライバーの状況確認を監視カメラに置き換えると同時に、チラシやポスターの掲示作業をサイネージに移行することで省力化を実現。タクシーの適正な運用と、情報発信を強化する。「デジタルサイネージでは、国や自治体からの情報も配信しています。災害時には災害対応の情報配信に切り替えるなどの機能を用意しています」と武藤氏。現在、監視カメラはエリア内14駅に、デジタルサイネージは4駅に整備されている。このデジタルサイネージで、制御端末としての役割を担うのがエプソンのPCだ。
課題となったのは、デジタルサイネージが、駅の連絡通路など過酷な条件下で運用されることだ。ITシステムの企画と運用、ネットワーク管理の責任者を務める熊谷大輔氏は、「エアフローやヒーターが装備されたサイネージボックスに格納されるとはいえ、制御用PCには、寒暖差が大きく、土ぼこりが舞うなどの環境下で、24時間365日稼働できる信頼性が求められます。コンパクトな筐体であることも条件でした」という。海外メーカー製品なども候補にあがるなか、コストとパフォーマンス、ブランドとしての信頼感などを評価して選ばれたのがST200Eだ。コンパクトな筐体にインテル® Core™ i7プロセッサー、最大64GBのメモリーを搭載可能で、高精細な映像にも対応できる。「サイネージ専用機の導入も検討しましたが、国や自治体などから提供される映像の場合、フォーマットが統一されていない場合もあり、多様なフォーマットに柔軟に対応するため、PC上で標準再生ソフトを使用することにしました」(熊谷氏)。
駅の連絡通路などに設置されるデジタルサイネージで制御端末として利用するPCには、排熱の最適化やエアフローなど熱対策が必要になる。エプソンでは、高温・低温環境下での安定稼働に注力。高温、低温それぞれの保証範囲の温度から、さらにマージンを設けた環境下でテストを行い、安定動作を追求している。「サイネージボックス内には温度センサーを設置し、設定温度を超えるとアラートを発報したり、シャットダウンする仕組みを用意していますが、エプソンのPCでは、今まで大きな障害は発生していません」(熊谷氏)。
デジタルサイネージ以外にも、タクシー会社ではPCを利用するシーンは多い。監視カメラ映像のリモートからの確認やアルコールチェッカー、無線配車システムなどにもPCは不可欠だ。PCの機種選定はそれぞれのタクシー会社で行っているが、熊谷氏は、京葉支部のIT担当として、アドバイスを求められることがあるという。「支部が加盟タクシー会社に特定のPCメーカーを指定することはありませんが、アドバイスを求められた場合、留意してほしいと伝えているのはサポートです」という。アルコールチェッカーも、無線配車システムも、万が一の不具合が発生した場合、営業機会の喪失につながりかねない。サポート体制が整っていないメーカーの場合、故障やトラブル時の対応が長引いてしまうこともある。エプソンが掲げる「1日修理」など、迅速なサポート対応は、大きなメリットになるとのことだ。
「京葉支部の運営そのものが、加盟するタクシー会社からの会費に依存していますので、システム運用のコストはできるだけ抑えたいと考えています」と武藤氏。機器の入れ替えも含めたトータルな運用コストの最小化も大きな課題になる。一般的なPCベンダーの場合、最長でも5年程度に設定されることが多い保証期間が、エプソンでは7年間となることも大きな魅力だという。「長い保証期間は、リプレイスまでの期間の長期化を可能にします。長期運用と安定した稼働の両立が可能なのも、エプソンならではだと思います」(熊谷氏)。
京葉支部が運用する監視カメラとデジタルサイネージのネットワークは、現在、エリア内14駅に展開。これだけの規模の監視カメラネットワークを運用している事例は、全国でも珍しいはずだと武藤氏はいう。「監視カメラの情報を各タクシー会社で共有することで、車両配置の無駄がなくなります。利用者の利便性向上はもとより、タクシー会社の収益拡大、ドライバーの収入増にも寄与する仕組みだと考えています」と、武藤氏。高齢化社会が進むなか、移動が困難な利用者に対して、自宅玄関から目的地までの移動を可能にする唯一の公共交通機関として、タクシーが担うべき役割はいっそう拡大しようとしている。京葉支部が、より先進的な取り組みを推進するためにも、エプソンのPCへの期待は大きい。
サイネージボックス内のST200E。コンパクトな筐体が、限られたスペース内への設置を可能にする。高精細な動画の再生が可能なのも魅力だ。
監視カメラ画面、配車システム、アルコールチェッカーなど
(有限会社武藤自動車にて撮影)
Endeavor ST210E
ビジネスで必要とされるコンパクトさとパフォーマンスを兼ね備えたデスクトップパソコン。お客様にご好評いただいているサイズや筐体カラー、機能は従来モデルから継承しつつ、パフォーマンスを向上して作業効率を高められます。一般オフィスから医療や介護、製造業の現場まで、さまざまな場面で活用できる1台です。
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ST210E
第13世代 インテル® Core™ i7プロセッサーまで選択可能
※導入時の構成は販売当時のものです。記載内容が変更になっている場合や、PC本体、オプション、サポート等についても販売終了しているものもありますので、あらかじめご了承ください。
2023年9月掲載
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