ビジネスパソコン導入事例
「株式会社 フィールドロジック様」
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安定した計測システムを低コストで構築。迅速なサポートにより安心を提供し続けるエプソンのPC

Field Logic 株式会社フィールドロジック
導入のポイント
  • コストパフォーマンスの高いエプソンPCを導入することでエンドユーザーへのシステム提供価格も抑制
  • 余分なソフトが入っていないためシステムの安定性に寄与。ねじ式のインタフェースでケーブル固定の不安解消
  • 万が一の場合も柔軟な対応と迅速なサポートを実施。顧客満足度の向上にも貢献する保守サービス

フィールドロジックの太陽光発電計測・表示システム「FLECS」でエプソンPCを採用

Field Logicのビジネス

高い実績を誇る太陽光発電の計測表示・遠隔監視システムメーカー

フィールドロジックは、太陽光発電システムの「計測表示」「遠隔監視」を軸にビジネスを展開している。
「計測表示」は太陽光発電所の発電データの計測・保存を行い、発電の見える化をすることで本来見えない情報を分かりやすい形でお客様に提供。「遠隔監視」はインターネットを活用し、計測したデータを遠隔地から顧客のパソコンやタブレット端末で監視・管理が行えるWebサービスを提供。
また、これまでの実績とノウハウを活用し、太陽光発電分野だけではなく、気象をはじめとする自然エネルギー分野の計測表示サービスやオフィス・商業施設などに向けたデジタルサイネージ分野にも徐々に事業を展開している。

開発・導入の背景

経産省が定めた計測仕様にあわせた太陽光発電計測システムを開発

FLECSのはじまりは2007年にさかのぼる。
当時の背景について株式会社フィールドロジック 製造部 生産管理課 課長 笠原 光浩氏はこう語る。

「2007年は、当時の独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が共同研究費を出し、太陽光発電の普及が加速し始めていました。その共同研究費を得るためには計測レポートを提出する必要があり、NEDOで定めていた太陽光発電計測の仕様に基づいたシステムとしてFLECSを開発しました。

その後、2011年に共同研究費事業が終わり、固定買取制度が始まりました。
現在では計測システムもNEDOの仕様にあわせる必要もなくなり、市場のニーズもレポートのための計測機能から発電ストップなどによるビジネスの機会損失をなくすための監視機能に重きが置かれるようになりました。
またエコへの取り組みを“見える化”するためのサイネージの需要も高まっています」。

エプソンのPCを選んだ理由

安定した良質なPCをより低コストで迅速に調達でき、サポートも充実

では、エプソンのPCが選ばれた理由はどこにあったのだろうか。数社の候補の中から選定されたというが、エプソンと他社との違い、導入の決め手について笠原氏はこう証言する。

「導入においては価格、納期までのリードタイム、サポート等の修理サービスを重視しました。計測システムは確実にデータを記録する必要があるので、途中で止まるといったことは許されません。
エプソンのPCは余分なバンドルソフトがインストールされておらず、安定性への影響の懸念が少ない上、初期設定工数も抑制できるというメリットがあります。また計測のためにはPCをRS485線、アナログ信号、映像変換器と接続するのですが、ケーブルがはずれてしまったといった物理的な理由でデータがとれないというケースも想定されます。各種信号を多数入力するため増設PCIスロットを多用するが、他社製品はコストダウンのためバネ式の接続端子が多く、固定に不安がありました。
エプソンのPCは増設COMのネジ止めがしっかりしていてそんな心配はありません。納期のリードタイムも当時比較した外資系のBTOメーカーよりも短く、調達面でも優位だと判断しました。
さらに万が一の場合のサポートも、センドバックで3日ほどで戻ってくるので私たちのお客様に対しても迅速な対応が可能です。
太陽光計測システムは24時間365日稼働し、管理室や倉庫などに置かれてほとんどメンテナンスされないケースもあります。PCの選定においては信頼性と迅速なサポート、そして価格。その総合力でエプソンを選定しました」。

エプソンのPC導入のメリット

物心両面で変わらない価値を提供し続けてくれる信頼のパートナー

約10年にわたりエプソンのPCを自社製品の一部として提供し続けてきた感想を笠原氏はこう語る。

「お客様のシステム導入に当たっては1年前から仕様が決まるケースもあり、その後の変更がしづらいのが現状です。エプソンのPCは供給も安定していて、CPUなど新しい技術を採用しても、ベースが大きく変わらないので安心感があります。
またサポート面でも修理対応の早さが素晴らしく、このまま継続してほしいと思っています。
また、こちらの要望をヒアリングする機会も設けてくれますし、従来はひとつだったサポートダイヤルも個人と法人に分かれる等、いつまでもこちらが期待するものを変わらずに提供してくれ、ビジネスパートナーとしても信頼できます」。

今後の展望

コンパクトで静音性が高く、ハイパフォーマンスなPCに期待

笠原氏の言葉にあるように、エプソンダイレクトではさまざまな顧客の声を聞きながら、変えてはならぬもの、変えるべきものを見極め、何を標準的な製品・サービスに取り入れるべきか試行錯誤しながら、より良いものを製品化する取り組みを継続的に行っている。
最後に今後の展望、エプソンダイレクトに期待することについて聞いてみた。

「今後は太陽光発電所で計測したデータをインターネット経由で専用サーバーに保存し、遠隔地から数値の確認が行える「遠隔監視サービス」により注力してきます。
さらにデジタルサイネージ事業において、より高解像度かつ大画面で動きのあるコンテンツの提供も増えていきます。
今後エプソンダイレクトにはそうしたニーズに応えられるよう、より小さくより静かでより処理能力の高いPCも期待しています」。

株式会社フィールドロジック 製造部 生産管理課 課長 笠原 光浩 氏
株式会社フィールドロジック
製造部 生産管理課
課長
笠原 光浩 氏
計測ソフトウェア「Beans」、
表示ソフトウェア「Festa2」が
インストールされた「FLECS」
オリジナルのカスタマイズを施した表示画面。
各案件用にオリジナルのコンテンツを作成しており、表示デザインにも注力している。
太陽光発電システムを遠隔から監視できる
webサービス画面。
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※掲載内容は販売当時のものです。記載内容が変更になっている場合や、PC本体、オプション、サポート等についても販売終了しているものもありますので、あらかじめご了承ください。

2016年10月掲載