ドラッグ&調剤薬局の未来を拓くPC-POSシステムを迅速・的確なサポートと製品力で支えるエプソンのPC

- 悩みに対し迅速かつ的確に応えるサポート力
- レシートプリンターを含めエプソンブランドによる統一感と安心感
- 操作しやすい15.6型の大画面液晶ディスプレイ
ミリオネットのビジネス
企業のマーケティング活動をあらゆる角度からサポート
POS導入による店舗内業務の効率化から、POSから収集される顧客購買情報の分析、販促提案まで、ワンストップで行えるシステム・サービスの開発を行う株式会社ミリオネット。
その中でも環境が大きく変わろうとしている調剤薬局に注力し、一般医薬品や日用品販売まで、さまざまな履歴を残せるPC-POSシステムの「VIEW POS」を提供している。その中核のシステムにはエプソンのPCとレシートプリンターが採用されている。
開発・導入の背景
調剤薬局の新時代に対応できるPC-POSが必要
少子高齢化社会における医療費の削減が国の課題となる中、調剤薬局を取り巻く環境も大きく変わろうとしている。ミリオネット株式会社 代表取締役 大井 啓伊氏は次のように語る。
「昔は門前薬局と言って病院の前に調剤薬局を開けば患者さんが来店し、経営も成り立っていました。しかし今や全国の調剤薬局の数はコンビニよりも多く5万8千局を数え、過当競争になっています。事実、国はその数を削減しようとしています。さらに在宅医療に力を入れ、訪問服薬指導などの役割がより求められるようになっています。このような時代をむかえ、地域住民の健康や予防をサポートする「かかりつけ薬局」として一般医薬品や介護用品なども取りそろえ、一般医薬品を販売した際には、処方薬との飲み合わせなどを指導できるようにしなければなりません。指導のためには顧客ごとに履歴を残せるPOSが必要と考えました。作業を増やさず患者さんの対応に注力するためのシステム化、それを手頃なコストで実現するために開発したのがPC-POS『VIEW POS』なのです」。
エプソンのビジネスパソコン導入を選んだ理由
総合的なサポート力と魅力的な製品ラインアップ
エプソンのPCを選択した理由について大井氏は次のように続ける。
「まず国産メーカーならではの安心感です。海外メーカーを採用していた頃、トラブル時にサポートに問い合わせても満足な対応が得られませんでした。エプソンはサポートに定評があったので、エプソンに切り替えようと思ったのです」。
「次に15.6型の大画面タッチディスプレイPCが選べるのも魅力でした。お客様の多くはタブレットに興味を持たれるのですが、実際に画面を見ると小さいため、レジ画面の文字が読めなかったりボタンを押し間違えそうと言われます。15.6型だとそういった不満を解消できます」。
「さらにレシートプリンターとの一体感もエプソンならではだと思います。お客様先のカウンターで患者さんの目に触れるのでブランドの統一感はあった方が良いと考えています」。
エプソンのビジネスパソコンを導入したメリット
迅速かつ的確なアドバイスが返ってくるサポート
では実際にエプソンのPCを導入した後、サポートの対応は期待に応えるものだったのだろうか?大井氏は次のように続ける。
「エプソンのPCを導入する際、すでに納品していた海外メーカーのPCもすべてエプソンのPCにリプレイスしました。しかし海外メーカーと同様に起動の際、ブルー画面が出るというトラブルが生じたのです。ただ、エプソンのサポートの場合、想定されるケースをすぐに調べてくれました。その結果、お客様が電源ボタンを長押ししたことでUEFI画面に切り替わったのではないかということが分かったのです。つまり仕様ですね(笑)。とはいえ、お客様はPCのプロではないので仕様だとお伝えしてもご理解いただけませんし、長押ししないようにとお願いしても複数の人が利用すれば難しいものです。エプソンのサポートでは対処法まで教えてもらえたので大変助かりました」。
エプソンブランドによる統一感と安心感
大井氏によるとやはりPOS周辺機器とブランドを統一できる価値も見逃せないという。
「PC-POSは、カウンター越しにお客様の目にもよく入ります。その時、PCとレシートプリンターでブランドが統一されていたほうがイメージが良いですし、安心感も加わります。こうした小さなことでも競争が激化するこれからの時代では見逃せないポイントだと思いますので、私たちはお客様のことを考えることも心がけています。
また実際にシステムを提供する私たちの立場から見ても、同じエプソンブランド同士なら親和性に関する不安を感じることもありません」。
大画面タッチパネルPCやコンパクトPCなど、用途に合わせた選択が可能
ミリオネットでは当初15.6型のタッチパネルPC導入後、店舗のスペースやニーズに合わせてコンパクトPCも導入。その経緯について大井氏は次のように語る。
「専用機より低コストなPC-POSにはTD160Eのような大画面タイプがあまりなく、大画面なのに省スペースなのに加え、画面も見やすいのでお客様にも大変好評です。一方スクエア型のディスプレイを要望するお客様向けにST180Eを導入。今後、納入先の環境やニーズに応じて使いわけていく予定です」。
さらにPC-POSに必要十分なインタフェースを装備し、組み込み専用のOSが選べるのも見逃せないポイントだと大井氏は続ける。
「PC-POSではUSBはもちろん、シリアルポートなどのレガシーなインタフェースも使用します。
また、組み込み用途に適したOSであるWindows Embedded OS(Windows 10 IoT Enterprise LTSC)を選択できるのも大きなポイントだと思います。これによりお客様が知らない間にアップデートすることもなくなります」。
今後の展望
これからもビジネスパートナーとしてのエプソンに期待
今後の展望について大井氏は次のように語る。
「サポート面については現在でも十分満足していますが、強いて言えば土日のオンサイト保守などが商品化されれば、より安心感が増しますし我々も売りやすくなります。製品面ではさらにコンパクトなPCもあるので、今後検討していきたいです」。
※導入時の構成は販売当時のものです。記載内容が変更になっている場合や、PC本体、オプション、サポート等についても販売終了しているものもありますので、あらかじめご了承ください。
2017年11月掲載